スタッフによる八ヶ岳の四季便り(ふき味噌) 2020年4月#2
ふきのとうの四季便りをアップしてから一か月近く経ってしまいました・・・。世界中が閉塞感に包まれ、なかなか次の四季便りをお送り出来ていなかったのですが、今日は第二弾をお送りします。
前回の四季便りの際に収穫したものではありませんが、別の日に採ったもので「ふき味噌」を作りました。材料は、庭のふきのとう、家にあった信州みそ(山梨の皆さんごめんなさい)、本みりん、きび砂糖、海塩。量はそれぞれ目分量です。
出来上がりはコチラ。。
食感を楽しむため、ふきのとうは粗めにみじん切りしました。
で、その日の晩ご飯。
実は私、移住者のオヤジ達で無農薬の米作りをやっていて、時期は遅いんですが昨年の新米(と呼べるか?)にこの日ようやく辿り着くことができました。手作りの「ふき味噌」と自家栽培の無農薬米という無敵の組み合わせに。
パクっと最初のひと口。
「う、うまい・・・。」
ふきのとうのほろ苦さと、新米(?)の甘みのコンビネーションが絶妙・・・。そのハイテンションのまま、妻に聞きました。
「これ、うっまいな~。どう?」
「おいしいね。」
無理やり言わせた感はありますが(笑)、でも、多分私とは想いが違うと思います。なぜなら、八ヶ岳を背にした田んぼの景色と、春の庭先で顔を出していたふきのとうが、自分だけの味付けになっているから・・・。
言葉には出しませんでしたが、心の中で勝ち誇った気持ちになった晩ご飯のひと時でした。